小説・エッセイからイメージをつかむ
先輩の経験をエッセイから学ぶことについて書いたので、小説から他の業界のイメージをつかむと題して書こう。
経済小説は業界についてのイメージを作るのに役立つ、と思っている。
小説なので真剣に信じると恥ずかしい思いをするのかもしれないが、「こんな仕事をしているんだ」「こんたタイプの人間が多いんだ」と業界に対して空っぽの状態から何かある状態にはなると思う。
別の業界の知人や初対面の人に、「小説にこんな感じに書かれていたんだけど本当にそうなの?」と会話の種になるし、その知識が間違っていたとしても正しい生の情報を新しく得られし。
また、人間の脳に残りやすいのはストーリーのある知識であるので、ただの年表の羅列や教科書的な記述よりも、人の経験や体験を介した知識の方が頭に残りやすい。人間、学習するときは、大枠から学習するはず。大枠を学習した後に細部を学習する方が効率的なので、その大枠の部分はストーリーのある話で学習したらいいんじゃないですかと考えています。
ということで、経済小説は割と好きです。
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本のまとめだけじゃなく感想文も書いていこうと思います。